キューサイ株式会社 様

既存の社内システムとの連携が可能なSkyIP-PBXを導入し、コールセンターのIP化を開始。
 1965年の設立以来、福岡県福岡市に本社を構え、看板商品の「キューサイ青汁」や「粉末青汁」などを全国展開しているキューサイは、自社でのシステム構築や業務アプリケーションとの連携が可能なSkyIP-PBXを導入し、社内電話の一部IP化と社内システムの連携を実現した。

IP電話システムの導入を決定


中西芳彰氏
キューサイ株式会社
情報課課長
中西 芳彰 氏
 栄養度が高い国産のケール100%を原料とし、完全無農薬の青汁を提供しているキューサイは、新鮮な状態の商品を顧客に提供するために、店頭での販売ではなく、通信販売もしくは代理店からの直接手渡しで商品を届けている。キューサイ本社は、国産のビジネス電話を利用してきたが、老朽化が進み不具合が生じたため、リプレースの検討をせざるを得なかった。試験的にコールセンターの一部にIP電話を導入していたため、そのノウハウを活かし、自社で構築できる新たなIP電話システムの導入を決断した。

同社のITシステムを全て統括している情報課の中西芳彰氏は、インテグレート業務もこなすエキスパートである。
かねてから、将来的にはIP電話の時代になると思っていました。そのためにも、ベンダーやキャリアの主導でシステムを構築していくのではなく、既存のアプリケーションと連携させ、当社の業務フローにあわせた独自のシステムを作っていきたい」と同社のニーズを語る中西氏。電話システムの維持管理費や運用コストを考慮し、まずは、一般のビジネス電話をIP電話に刷新することを決断したのである。

社内システムとの連携可能なSkyIP-PBXを採用


情報課 倉橋修氏
キューサイ株式会社
情報課 倉橋 修 氏
 企業内電話のIP化には、数千万円~1億円にも及ぶ金額を提示するベンダーが多い。また、インテグレータに任せることで社内での負担は軽減されるが、インテグレータの推奨するシステムを導入したり、自社の既存システムの変更を余儀なくされ、さらには、高額な導入費用が必要となる。
サーバの保守から物流データのプログラミングに至るまで、多くのIT情報システムを自社内で運用している同社にとって、IP電話化に数千万円の資金投入は妥当な金額とは言えない。既存の電話システムの環境を残した状態でIP-PBXを導入し、一部フロアのIP化を図ることは決めていたが、導入費や運用費のコストの削減が即座に数字となって現れることは見込んでいなかった。しかし、レガシーPBXを今後使い続けるより、将来的には運用管理コストが削減される上、既存の顧客管理システムや販売管理システムと連携させることが可能なSkyIP-PBXに着目し、今回の導入に踏み切ったのである。

「自分たちでインテグレートを行う我々にとっては、ソフトフォンを単体で販売していること、さらには接続端末のAPI(Application Program Interface)が公開されていることが導入の決め手になりました」(中西氏)。当初は、他社のソフトフォンの導入を検討していたものの、あくまでシステム単位での購入が条件で、「部品」として単体扱いでの購入を希望する同社に対し、ベンダー側は、その要望をかなえることはできなかった。ソフトフォン単体での購入が可能で、自社の既存のシステムと連携することができ、自社内でインテグレートできるという同社のニーズが適合し、 SkyIP-PBXの導入が決定した。

社内システムとの連携可能なSkyIP-PBXを採用


通販課
通販課
  2004年9月、SkyIP-PBXの販売代理店であるサンテレホン株式会社の紹介により、同社の通販課のコールセンターで10台のソフトフォンを試験的に導入した。導入後は、従業員に利便性や問題点などの利用状況の確認を行い、導入から1ヶ月後には試験的に利用を開始した。以前の電話を使用していた従業員も2~3日で新たなソフトフォンには慣れたと言う。
「電話による営業を基本とする当社の販売方法は、お客様の声の調子を読み取り、状態を判断することが重要」と同じく情報課の倉橋氏は語る。
顧客の声のトーンから喜怒哀楽を把握しなくてはならない同社では、エコーやノイズの心配があるIP電話の導入には不安は残ったものの、現在でも機器の調整や検討を重ね本格稼働に向けた試験運用を引き続き行っている。

全フロアにIP電話を導入


本社オフィス
本社オフィス
 ソフトフォンの試験運用を開始し、半年が経過した3月には、通販課に導入したIP電話のノウハウを活用して、まず、本社のビジネス電話をすべてIP電話へリプレースした。また、万が一に備え、SkyIP-PBXの冗長化を図った。倉橋氏は
IP電話を、自分たちで自由に構築できるというのは魅力でした
と語る。

一般的には、システム単位での購入が中心で、特定のキャリアやベンダーに依存することが多い状況ではあるものの、もはやIP電話や専用回線は、限定された企業のみのサービスではないというのが、中西氏と倉橋氏の考えである。自社内での設定が可能なSkyIP-PBXは、そんな同社のニーズに応えている。
「レガシーPBXは社内システムと連携していたが、商品やその売り方が変わるたびにシステムを変えなくてはならず、結局は膨大な再構築費用がかかってしまう。自社でできる技術はあるものの仕様が公開されていないのです」という中西氏は、ソフトフォンのAPIを用いて、自社で構築した社内システムとの連携を実施している。また、倉橋氏はSkyIP-PBXの利点の一つとして
「SkyIP-PBXの管理画面を見ると、通話履歴を全部チェックすることができるのもいいですね。相手の電話番号を聞き忘れたときなどは、便利です
」と語る。

全拠点のフルIP化を目指して


  同社は目先の経費節減というよりも、「通販課・コールセンターシステム機能充実」、「通話品質保持」、「運用コスト」を考慮しIP電話を導入した。現在は、レガシーPBXも使用しており、工場、農場には、H.323のゲートウェイ経由で内線化が実現している。また、約90箇所の代理店をはじめ、関連会社などへの接続数は増加傾向にある。140もの接続拠点がある同社では、これらの拠点をすべてフルIPで接続するのが今後のテーマだと言う。
「今回のSkyIP-PBXの導入により、当社のフルIP化に向けた大きな一歩を踏み出した。自分たちでできることに積極的に取り組んできたが、気づいたらIP電話ネットワークを作ることになっていた。将来的には、維持管理費や通信コストの削減も実現させていきたい」と中西氏は語る。

SkyIP-PBXのメリット

・運用管理コストの削減を実現
・管理ツールの操作や設定変更が容易
・通信キャリアやベンダーに依存せずに、IP電話を構築することが可能


システム構成図

ユーザープロフィール
キューサイ株式会社
所在地:〒810-8606 福岡市中央区草香江1-7-16
TEL: 092-724-0831(代表)
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